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5/25の朝から5/29の夜まで大阪出張で家を空けていました。
家を留守にする時はいつも不安です。
まあ、4日で餓死はしないだろうと思いつつも、
ザックとポールが喧嘩していないだろうかと、
心配しながら急いで家に帰ってきたのが昨日の21時頃。
(名前を発表していませんでしたが、ヤエヤマギンポはポールと名づけました。)
私も移動でそれなりに疲れつつ家に入ったのですが、
その時、なんとなく嫌な臭いがしました。
あれ、貯めていたごみが腐っちゃったかなーなどと思いながら、
まずは一番に水槽を覗いてみます。
すると、ザックとポールは底で黒くなっていました。
ああ、よかった生きてた。
夜だから寝てるんだね。お腹空いてるだろうから、電気つけたら起き出してエサをねだるかな、と思って眺めていたんですね。
でも、しばらくしてなんだか嫌な感じがして。
ザックの目はしっかりこちらを見ているのに、変な色のまま泳ぎださない。
あれれ、と思って水槽をよく見てみると、なんだか黒いカスみたいなものが沢山浮いているんです。
ええっ、何これ!?と思ってフタをあけてみると、嫌な臭いの発生源はここでした。
すごく焦げ臭い、しかもなんか科学薬品的な焦げ臭さ。
えっ、まさかヒーターの熱暴走?と水温を見ると26度。
何なんだこれは?と、理解できなかったんですけど、
まずは一刻も早くこの臭い水からザックとポールを救い出さねばと思い、
新しい海水を作り、プラの小さい水槽にザックとポールを入れました。
(この時、あせっていたので水温もphも計らずに3匹(ザック、ポール、リッチー)をぶち込んだのですけど、後で水温系をつけたら26度でした。よかった・・・)
尋常じゃない水の臭いと焦げカスにどうしたもんかわからないままも、とりあえず水の臭いが消えるまで、何度も何度も換水してゴミを取り除きました。
一気に全換水せずに、半分水抜いて、また足して、抜いて足してを何度も何度も繰り返し。
作業をしながら、これは水中フィルターが壊れたんだろうと思いました。
もしかしたら外部フィルターがおかしくなったのか?と考えたりもしたのですが、水中フィルターをこじあけてみると、一部プラスチックが裂けていて、水槽に浮いていたカスがびっしりでした。
臭いは、プラスチックが焦げた臭いだったんですね。
いつからこんな事になって、皆何日こんな状態の中にいたんだろう・・・
と、肝心のお魚さんたちはといいますと、リッチーはいつもと変わらず普通。
ザックはきれいな水に入れてやったらすぐ元気になって上下運動を始めていました。
おまいら・・・、こんなくっさい水の中でいて大丈夫だったんか!?と不思議なくらい。
しかしポールはいつまでもぐったりしたままでした。
ああ、もしかしたらポールはダメかもしれない・・・
これが隔離中。右上がザックで、見えにくいですが左下がポールとリッチー。
何度換水したか数えていなかったのでわからないのですが、とりあえず嫌な臭いがしなくなったところで、皆を元の水槽に戻しました。
ザックはいつものように上下運動。ちょびっとだけしじみをあげてみたら元気にぱくつく。
ここで、ザックは安心できるなと判断。ポールは心配だけど、後は様子を見るしかないと思いました。
気が付くと時刻は23時半。
私ももう疲れ果て、ぐったり。
外部フィルターに何かあった時の予備にと入れていた水中フィルターのせいでこんな事になるなんて。
しかもなんだって長期留守の間に。
でも、フィルターの熱暴走は私の使い方が悪かったせいです。
この水中フィルターは完全に水の中に沈めて使用しなければいけないのに、上部が水上に出ていたみたいなのですね。
正直、今までその辺をあまり気にしておらず、水上に出た状態で使用していた事もかなりあったと思います。
そんな悪運用が蓄積して、今回暴走してしまったんでしょう。
今日はポールも復活したようで、元気にエサを食べました。
しかし皆が煮えなかったのは水槽クーラーのおかげだったのかな。
それにしても水はかなりやばげな臭いになっていたのに、ミドリフグって強いんだな。
ああ、死ななくて本当に良かった。